JA:Open Database License FAQ

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This wiki page was used for discussion and development of the move to the Open Database License. It is not only not legal advice, it is likely to be inaccurate and/or incomplete, and only of historic interest. Please do not use this page as a reference for what you can or can't do with OpenStreetMap data.

ユーザとして、ライセンス変更に当たり私は何をする必要があるのですか?

もしあなたがすでにユーザーなら - 今のところ、何もありません。 OSM Foundation はそのうちにあなたの作業を新しいライセンスに変更することに同意するかどうかを尋ねることになるでしょう。

もしあなたが 2010 年 5 月 12 日以降にサインアップしたなら、あなたはサインアップ時に現在のライセンス (CC-BY-SA) と 提案されている新しいライセンスの 両方 に同意するかを尋ねられています。 したがってあなたは何もする必要はありません。 サインアップしてくれて感謝します!

OSMFが推薦する代替ライセンスとは何ですか?

我々が採用を提案しているライセンスはOpen Database Licence (ODbL)で、す。"Open Database Licence (ODbL) はこのデータベースを自由にシェア、改変、使用することをユーザに許可することを意図したライセンス契約であり、一方では他の人々にこの同じ自由を維持するものです。"

その推進にあたっては、投稿規約のセットがあり、その中でマッパーは"はい、私の投稿は自分自身の著作物です"と同意し、OSMファウンデーションに著作物の配布許可を与えます。OSMファウンデーションは、その代わりに、選ばれたライセンス(あるいはユーザが選んだライセンス, should that need arise)以外では、それを配布しないことを約束します。

OSMにとって可能な最良のライセンスを持てるように、OpenStreetMap ファウンデーションはこのライセンスの作成者たちとともに作業して若干の改訂を行いました。 示唆頂いたみなさんに感謝 そしてODbLの適切さの確認を手伝ってくれた人々に。

提案されたライセンスはどのようにOpenStreetMapに寄与するのでしょうか?

提案されたライセンスは:

  • データに対するより優れた保護を提供します、なぜならそれは著作権、あるいはデータベースの権利に、そして契約として適用されるからです。
  • 明確にデータのために書かれたものです。あなたがそのデータでできること、できないこと、がより明確になります。このことによりより多くの人々をOSMのオープンなデータを使うように勇気づけ、クローズドなマップデータソースとは明らかに差別化されるでしょう。
  • 私たちのデータを自分たち自身のデータと結合させたい人々には、後者をOSMに与えることを要求します。これは私たちがより多くのオープンデータを得ることを意味します。現在のライセンスの下では、彼らは最終成果物を複製可能としなければなりませんが(地図などのように)、ソースデータはそうではありません。

全ての差異を見ることはできますか?

はい、詳細な差異のリストはOpen Data License を参照してください。

そのヘッドラインは以下の通りです:

  • 著作権が事実データに摘要されない国々のために、明白にデータベース権及び契約と連携します。
  • 表示(クレジット)は個人の貢献者というよりも常にOpenStreetMapに対して求められます;
  • あなたが他のマップデータとともにOSMデータを配布する場合には、他のデータを利用可能にしなければなりません;
  • しかし、あなたが"統合エクスペリエンス"(例えばマッシュアップや地図作成)を創造する場合、継承ライセンスはマップデータだけに適用されます。

本質的には、これは"by-saというときに意味するところのもの"だと信じています。

切り替えはどのように行われるのでしょうか?

計画では、本質的に、私たちの既存のライセンス(CCBYSA 2.0)からODbLに5段階で切り替えようとしています。

  • ステージ 1 - OSMFが識別したものに加えて、必要なあらゆる変更の提案を受ける(済み)
  • ステージ 2 - ライセンスの作成者と契約してライセンスに必要な訂正を行う(済み)
  • ステージ 3 - Ensure that new users sign up to both licences. (済み)
  • ステージ 4 - 自分のデータに再ライセンスのオプション付きでデータをコントリビュートした全てのOSMユーザにメールを送る
  • ステージ 5 - 十分な数のユーザーに認められれば、反応が無い、または否定的な反応 (the hard bit)の人々のデータを全て削除する

詳細はOpen Data License/Implementation Plan 参照。

現在のライセンスでは何が悪いのでしょうか?

OSM は現在Creative Commons Share-Alike/Attribution 2.0 ライセンス、または省略してCC-BY-SA を使用しています。これまでに論じられた主な問題点は以下の通りです:

  • The CC-BY-SA ライセンスはデータベースや情報に適用するためにデザインされておらず、それゆえにOSMデータを保護しようと試みる際には欠点があります。
  • 出所を付与する(表示)方法論は、何千もの貢献者のいるプロジェクトにはどこかしら実行不可能なところがあります。
  • 制限することは、新しい作業(例えばマッシュアップ)で他の人々がOSMデータを使用することを困難またはあいまいにしてしまいます。

これにおいてOpenStreetMapファウンデーションの役割は何ですか?

これはOpenStreetMapファウンデーション委員会の提案です。委員会はOSMコミュニティから選ばれた、マッパーや開発者から成り、そしてライセンス論議のあらゆる側面の人々を含みます。The OSMF looks out for the OSM project on behalf of its members.

OSMFはOSMユーザの承諾なしにライセンスに対していかなる変更を加えることもできませんし、その意思もありません。ここでの勧告はOSMF委員会の勧告であり、全ての利用可能なオプションを評価したものです。

OSMFはこれまでにどのような意見を評価しましたか?

既存ライセンスに認められる不備を認識し、OSMF委員会は以下のようなユーザの視点を評価してきました:

  • メイリングリスト及びwiki上に表現されたもの、
  • 昨年のState Of The Map 会議での議論からの反応、
  • ユーザからの直接のフィードバック。

我々はまたCreative Commons のような他の組織の法律的な意見や視点を調査してきました。

OSMFは既存及び新興のライセンスをよく検討した上で、継承/表示ライセンスを維持し、ユーザが参加の際にサインアップした元々の意図を保持することがプロジェクトにとっての最良の利益につながる、という結論に達しました。このために検索は、継承及び表示の理念に基づくデータベースライセンスの必要性にフォーカスしてきました。

OpenStreetMapユーザはどのように助言を受けてきましたか?

ライセンス変更手続きはOpenStreetMapのボランティアにより始められ、運営されてきました。OpenStreetMap Foundation委員会、及びそのライセンスワーキンググループはあなたのようなマッパーから成っています。実際、ライセンスに関心のある人々は会話やそのグループへの参加に招待されてきました。

OpenGeoDataプロジェクトのブログ上、メーリングリストに対して、このwiki上で、そして他のチャネルで投稿がありました。ライセンスについての議論はプロジェクト立ち上がり直後に始まり、コンスタントに、多数行われました。State of the Mapの会議、hack days及び地域のマッピングパーティなどのOSMイベントでも議論されてきました。繰り返しますが、この件で作業しているのは単なるボランティアであり、いつでも絶対完璧にコミュニケーションできるとは約束できませんが、オープンさと良き信頼を意図して彼らはそのようにしてきました。メッセージの拡散支援に参加してください。

新しいライセンスは '既成事実ではない ということも覚えておいてください。 あなたはあなたのデータに対してあらゆる権利を保有しています。 だれもあなたの同意なしにあなたのデータを新しいライセンスにすることはできません。 プロジェクトは、あなた同様十分なユーザーが同意した場合にのみ新しいライセンスに移行します!

商業ユーザに誘導されていますか?

全く違います。 CC-BY-SA ライセンスの問題点は企業が OpenStreetMap データを使い始めるずっと前から認識されていました。

提案されている新しいライセンスは、今のライセンスと同様継承ライセンスです。 あなたが継承すべきものに関する詳細な変更は商業ユーザに対して友好的なもの、敵対的なものを含めて等しく閲覧できます。OSMに投稿を戻すことなしにOSMから商業利益を搾取させるつもりも、彼らが我々のデータを使うことをもっと難しくするつもりもありません。

なぜパブリックドメイン/BSD タイプのライセンスでは無いのですか?

何人かの OpenStreetMap 貢献者はデーターはパブリックドメインであるべきだと考えています。完全に無制限の自由だからです。あなたは貢献者として自分の貢献に権利を持っていますから、あなたが望めば、OpenStreetMapのライセンスに基づき、あなたのデータをパブリックドメインにすることができます。これはライセンス変更の後でもまだ有効です。

他の貢献者はこれに反対です。パブリックドメインは営利企業にOpenStreetMap への貢献のお返しもなしに、利益だけを与えてしまうと考えています。これらの貢献者は、もし、OSM がパブリックドメインになってしまったら、営利企業がデータを引き出してしまうであろうと指摘しています。実際に、OSM 財団はANDによって寄贈されたオランダのデータセット全部などの大規模な貢献が失われてしまうと考えています。

我々はこの問題についての印象は強いと理解しており、そのような根本な違いが対立を生じていると感じます。

なぜ別のCreative Commons ライセンスに変更しないのですか?

Creative Commonsには相談してきましたが、彼らは我々のために親切に時間を割いてくれました。我々はCreative Commons には、我々が採用できる継承/表示データのライセンスを提供してくれるよう、望んできました。しかしながら、彼らの位置はマップデータは、彼らの新しいOpen Access Data Protocol及び CC-Zero ライセンスのように、パブリックドメインに捧げられるべきである、というものです。OSMF委員会はこのルートはプロジェクトにとって長い目で見たときの利益にならないと信じています。 しかしながら、我々はユーザに公式に自分の投稿をパブリックドメインとして宣言する、Wikiに既にある非公式なスキームに類似した、オプションを用意しています。

提案されたライセンスを書いたのは誰ですか?

ODCライセンス草案はTalis の出資を受けているJordan HatcherDr Charlotte Waeldeによって書かれました。Jordan は著作権とコンテンツ分野の法律家兼コンサルタントであり、その専門は知的財産とIT関連法規です。Charlotte は知的財産とテクノロジー法規のためのAHRBセンターの副理事であり、'法律とインターネット'の副編集長であり、地理データのライセンスに関して最も信頼のおけるテキストの著者です。

なぜ最初にこのライセンスを選択しなかったのですか?

私たちが始めた時には、利用可能なオープンデータライセンスは無かったのです。OSMの多くの側面と同じように、やりながら学び、最初はデータをライセンスすることについて、特別な必要性があるということに気付かなかったのです。他の多くの人々も同様です。 - 実際のところ、OSMはおそらく世界で最大規模のオープンなライセンスの、ユーザ貢献データによるプロジェクトであり、Jordanは草案作成中にOSMが彼の思考の中では最高のものだと述べています。

これによって人々がOSMデータにアクセスするやり方が変わりますか?

いいえ、ユーザはライセンスをクリックして同意することなしにデータにアクセスできるでしょう。ユーザが契約に同意することを明示するために、ライセンスはOSMウェブサイトに表示され、ライセンスへのリンクはXMLデータファイルにも含まれるでしょう。

必ずしも全員が同意しなかった場合には何が起こりますか?

我々は貢献者たちに、その意思に反してその作業を再ライセンスするということを強制したくありません。もし大多数のユーザが同意しても、少数が同意しない場合、我々は少数派の貢献を引き上げることができるのか、新しいライセンスに向かって進むのかどうか、よくよく考えることになるでしょう。

貢献者、とりわけ大多数の貢献をした人々にコンタクトするあらゆる合理的な努力をしてきました。本当のところ、新しいライセンスはオリジナルと同じ要素 - オープン、表示及び継承 - を提供しているからです。このため我々は、小さな貢献をしているが、連絡が取れない人々は彼らのデータを新しいライセンスで再ライセンスする、という立場を取るかもしれません。我々は後日、彼らが我々にコンタクトできるようにします。

これは私たちのマップを必要とするWikipedia や他のプロジェクトへはどのように影響しますか?

何も変わりません。今までと正確に同じことを続けられます。ODbL は、どのようにProduced Work(例えばjpgイメージとしてのマップ)が使われるかについて、いかなる制限も課しません。"(データベース名)からの情報を含み、これはOpen Database Licence (ODbL)の下にここで利用可能となっている"といった注意書きを求めるだけです。ですから画像は、それを生成するのに使われているデータベースが、Open Databaseライセンス条項の下で利用可能となっている場合には、CC-BY-SA あるいは他のライセンス条項でリリースできます。

マップにとって、Open Database ライセンスは実際のところCC-BY-SAよりも"Definition of Free Cultural Works" adopted by the Wikimedia Foundationに近いものです。これはその定義が"最終成果物がコンパイルやソースファイルの処理を通して手に入れられたところでは...全ての元にしたソースデータはその成果物とともに利用可能であるべき"ということを必要とするからです。

もし私が拒否したら、私のデータは永遠に失われてしまうのですか?

違います! (元のライセンスである) CC-BY-SA の元で行われたすべての投稿は引き続き https://planet.openstreetmap.org/ から ダウンロード可能で、'切替日'までに行われた全ての投稿を含む最終のCC-BY-SAのplanetファイルの中にあります。 このファイルは常に元のライセンスで利用可能です。

しかしながら、マッパーが新しいライセンスに同意しなかった投稿は後のPDbLライセンスのplanetファイルでも、メインOpenStreetMap APIからも利用できません。(もちろん、APIがCC-BY-SAデータを利用することは何者も止めることはできません)

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