JA:Tag:natural=ridge
 natural = ridge
|
 |
| 説明 |
|---|
山や丘の尾根（稜線） 
|
| OSM Cartoでのレンダリング |
|
| グループ: 自然 |
| 適用できる要素 |
    |
| よく併用されるタグ |
|
| 関連項目 |
状態：承認
|
| ツール |
natural=ridge は
尾根（稜線）のタグ付けに使用します。尾根は山地の一番高い部分の連なりです。
とがった岩場の尾根には、代わりに natural=arete を使用します。一方だけが険しく落ちているところには natural=cliff を使用します。
マッピング方法
尾根をマッピングするには、尾根の頂上に沿ってウェイを引きnatural=ridgeでタグ付けします。名前がある場合は name=* を追加して名前を付けます。ウェイは稜線が連続している部分についてのみ描き、谷や平地部分を越えて描かないでください。
尾根上に鞍部や山頂がある場合は尾根のウェイに接続します。
長さが数kmを超える尾根は、いくつかの短いウェイでマッピングし、natural=saddle または natural=peak で分割する必要があります。
一部のマッパーは、標高の高い方向に尾根のウェイが向くように描くことを推奨しています。 このようなマッピングにより、上向きの方向を示す方法で尾根をレンダリングできます。 ただし、これには各鞍部または頂上でウェイの向きを逆にする必要があるため、データベースユーザーは、すべての尾根がこの方法でマッピングされることを期待すべきではありません。
尾根は、小さな小川から巨大な川に至るまでの流域を暗示的に分割します。 このタグは、後で河川タグや小川タグと組み合わせて、流域の境界を導出するために使用できます。 ただし、明確な尾根線がない平坦な部分には、natural=ridge を使用しないでください。
注記
- 1つの連続した尾根を持ち、川や谷、平地で分断されている山を除き、山脈にはnatural=ridgeを使用しないで下さい。代わりにnatural=mountain_rangeを使うことを検討してください。
例
カリフォルニア州、Klamath MountainsのWalker Ridge。
この尾根はOSM way 631166206として北側の尾根に続き、東側は無名の尾根に接しています。
* OSM way 631166205 * natural=ridge * name = Walker Ridge
La Galana peak, Ávila, Spain近くの無名の尾根
ウェイが鞍部の手前で止まっていることに注意してください。そこで平坦になっています。各々の尾根は別々にマッピングされています。
* OSM way 373957776 * natural=ridge
尾根が北側の平坦部で終わっていることに注意して下さい。平坦部分には尾根は続いていません。
* OSM way 114017846 * natural=ridge * name = Druim Eileasaig
Branching ridges in the Caucasus mountains
この尾根には名前がありませんが、名前がある他の鞍部や尾根に接続しています。 尾根は川の流れのように分岐することがあります。
* OSM way 365672455 * natural=ridge
Crête du Liou, a ridge in France
この尾根は鞍部から始まり、"Pic de Cattarabe"で終わっています。ここには東から別の尾根が接しています。南西にはCrête du Moun Néという名のnatural=areteが続いています。
レンダリング
- OsmandとOpenAndroMapsのElevateテーマでラインと名称がレンダリングされます。
- Opentopomapで名称がレンダリングされます。
- 標準のOSM Cartoスタイルでは2020-03のプルリクエスト(PR 3767)で追加されました。