JA:Relations/Proposed/Buildings
Relation:type=building | |
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Proposal status: | Draft (under way) |
Proposed by: | misc |
Tagging: | type=building |
Statistics: |
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Draft started: | 2007-10-15 |
複雑な建物のモデリングに関する新しいアイデアです。
現在のところ建物は、 building=yesが付いた閉じたウェイ(エリア) (area=yesもデフォルトで付きます)か、ノードとしてマークされるか、アリアではないノードの集合としてモデリングされます。
しかしながら、これらをすべてグルーピングして、一つの建物に属することを明示するためにリレーションを使うことができます。建物に関する有用なもの、入口や店舗、郵便用住所などを含むこともできます。(入口が特定の建物に属するということは大抵の場合は容易に推定できますが、例えば地下駅の入り口などの場合は容易ではありません。)
複数の建物の複合体がある場合は、それぞれの建物に一つのリレーションを使い、それらをRelations/Proposed/Siteに含めるべきです。
郵便用住所情報:
この話題は簡単ではありません。まずはProposed features/House numbers/Karlsruhe Schemaを参照してください。
住所を建物にタグ付けしたい場合、以下の提案に目を通してください。
可能な場合、入口に住所をタグ付けしてください。
同じ住所に一つか複数の入り口がある場合、主要な入口か、建物の"壁"にタグ付けしてください。
入口よりも多くの住所がある場合、その住所が属する入口のそばに、それぞれに対応するノードを置いてください。これらのノードと入口を単一のリレーションに含めてください。そしてこれらの住所リレーションをaddressロールのメンバーとして建物のリレーションに含めてください。(下記のメンバーの章を参照してください。)
建物がどの通り(またはその番地/家番)に属するかわかりにくいことがあります。例えば通りの角など。このような状況では、実際の通りのそばに番地/家番を持たせたノードを置くことが便利かもしれません。そのようなノードは、addressロールのメンバーとして建物のリレーションに含まれるべきです。(下記のメンバーの章を参照してください。)
どのやり方が正しいかを決めるために自分自身で考えることが重要です。あなたが現場の状況を知る者だからです。複数のやり方を組み合わせたり、新しい枠組みを見つけることもできるかも知れません。
タグ
キー | 値 | 議論 |
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type | building |
メンバー
ウェイ、ノード、エリア、リレーション | ロール | 個数 | 議論 |
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outline | 0以上 | 建物壁を形成するエリア。別の名前としては"wall"? | |
label | 0以上 | 望ましい場合に建物に名前を付け、建物全体をPOIとしてタグ付けるために使われるべきです。この背景として、レンダラーに名前やシンボルを描く位置を知らせるべきだという考えがあります。建物が多くの詳細を含む場合には必要でしょう。
このノードは壁が描けない建物を示すためにも使えるでしょう。 | |
entrance | 0以上 | 建物への入り口。大きな入口はエリアになり得ますが、たいていは一つのノードで十分です。どんな種類の入口かによって個別にタグ付けされても良いでしょう。入口に対する提案はすでにいくつかあるので(例:Proposed features/entrance、Tag:railway=subway entrance)、好きなようにタグ付けしてください。
一つの建物の中の異なる住所をタグ付けするためにも入口は使えます。前述の"郵便用住所情報"を参照。 | |
contains | 0以上 | 建物の中のPOIに使われべきです。そのようなPOIに詳細な情報(別々の入り口、異なる住所のようなもの)がある場合、それぞれのPOI用の個別の建物リレーションを作り、そのリレーションをこのcontainsロールのメンバーとした方が良いでしょう。 | |
address | 0以上 | 住所情報のみがタグ付けされたノードやリレーションに使われるべきです。前述の"郵便用住所情報"を参照。 |
他の用途
OSMデータから3次元表現を行うツールやマップを開発する過程で、type=buildingを持つリレーションが提案されました。2013-02-05現在、type=buildingを持つリレーションは約1600あります(ソースはtaginfo)。それらの一部は、building:parts=yes、roof:ridges=yes、roof:edge=yesなどを建物の輪郭と関連付けるために使われています。