JA talk:Key:payment
日本のキャッシュレス決済サービス
日本の新興のキャッシュレス決済サービスのタグ付に関する情報がWikiになかなか見当たりません。現時点でどれくらい使われているのかをTaginfoで調査してみました。
支払方法 | 使われているKey | 件数 |
---|---|---|
交通系ICカード | payment:icsf | 881 |
PayPay | payment:PayPay / payment:paypay | 211 / 67 |
nanaco | payment:nanaco | 168 |
WAON | payment:WAON | 361 |
iD | payment:iD / payment:id | 497 / 10 |
Edy | payment:Edy / payment:edy | 387 / 10 |
QUICPay | payment:QUICPay / payment:QUICpay | 412 / 28 |
LINE Pay | payment:line_pay | 270 |
メルペイ | payment:merpay | 98 |
d払い | payment:d払い | 154 |
楽天ペイ | payment:楽天Pay or payment:rakuten_pay | 190 / 1 |
au PAY | payment:au_PAY | 119 |
表記が大文字派と小文字派で分かれているもの、日本語表記そのままのものなど、「決済サービス名→Key」の対応ルールがけっこうまちまちなようです。どんなふうにまとめていったら今後タグ付けがしやすくなるか、みなさまのご意見をお伺いしたいです。
また、記述するにしても、「日本語で書かれた情報」≠「日本国内をマッピングするための情報」なので、JA:Key:paymentのページに日本独自の決済サービスをたくさん羅列するよりも別のページを作成したほうがいいでしょうか。--Maripogoda (talk) 15:43, 11 June 2022 (UTC)
私は日本語表記そのままがわかりやすくてよいのではないかと思います。また、「日本での解釈」が記載されているJAページはよくありますので、JAページに日本独自の決済サービスをまとめるのは有用だと思います。--Tankaru (talk) 11:46, 14 June 2022 (UTC)
Tankaruさんコメントありがとうございます。keyはたいていアルファベットの小文字と_で構成されているというイメージがあったので日本語表記の「payment:d払い」や「payment:楽天Pay」に違和感をおぼえたのですが、Taginfoの説明によると Unicodeの文字はどれでもOKなんですね。 --Maripogoda (talk) 06:20, 15 June 2022 (UTC)
私はアルファベット小文字を推します。理由としては以下の通りです。
・オープンストリートマップにおけるキーは地図の一般閲覧者向けではなく、マッパー向けのものです。オープンストリートマップは世界中のマッパーが参加しているプロジェクトであり、海外のマッパーが日本の地図を編集することもあります。値は日本語でも問題ありませんが、キーはアルファベットである方が世界中のマッパーにとって取り扱いやすいと考えます。
・オープンストリートマップのデータは世界中のエンジニアが取り扱います。キーは、プログラムにおける連想配列のキーになり、データベースにおけるテーブルのカラム名になるものです。したがって言語の多様性よりも命名規則を重視した方がいいと考えます。世界中のエンジニアにとってキーに日本語が含まれることはデータの取り扱いを難しくさせます。
・他のpayment:キーはアルファベット小文字が基本となっています。非英語圏の決済サービスもアルファベットになっています。
・エラー検出サイトOsmoseは日本語が含まれるキーをエラーと判定しています。Osmoseが全て正しいとは言いませんが、少なくともOsmoseは「キーは英数字: 0-9, a-z (小文字が望ましい)」としています。
brickbird (talk) 13:21, 3 July 2022 (UTC)
+1 to brickbirdさんで、キーは英数小文字のほうがよいかな、と感じます。--Nyampire (talk) 03:14, 4 July 2022 (UTC)
brickbirdさん、Nyampireさんコメントありがとうございます。基本的にキーは英数小文字という点、非英語圏のサービスも大文字が混じっていたり現地語の文字が使われていたりするもの含めて英数小文字という点を考慮すると、日本の決済も英数小文字で良いかと私も思います。その方針の場合、既に使われている「payment:d払い」や「payment:QUICPay」などはどう扱うのが良いでしょうか? 将来のマッピングやデータ利用を考えると早めに英数小文字で統一し、既存データも一括置換するのがいいでしょうか?--Maripogoda (talk) 14:53, 6 July 2022 (UTC)
状況
・「payment:d払い」「payment:楽天Pay」とタグ付けしているのはほぼ1人の方のようです。(札幌市とその周辺)
・世界全体の提案リストを見ると、payment:○○で提案プロセス(提案→議論→投票)まではやっていないようです。誰かがpayment:○○をWikiに追加し、それが既成事実化していってると推測します。(国ごとのメーリングリストやSNSまで調べれば、国ごとに議論が行われているのかもしれません。そこまでは調べていません)
今後どうするかの案
・日本のpayment:○○のリストをこの議論ページで作成し、日本コミュニティに意見を仰ぎ、異論がなければWikiに追加する。
・既存のタグの一括置換を行う際には、置換対象のタグ付けを行っている方に連絡し、許可をいただく。
・許可をいただけなかったり、日本コミュニティで異論があった場合は、提案プロセス(提案→議論→投票)を実施する。
いかがでしょうか?
--brickbird (talk) 12:15, 8 July 2022 (UTC)
brickbirdさんコメントありがとうございます。各国の状況についても参考になりました。
今晩か明日あたりにこの議論ページに提案をまとめた上でMLにも流し、1週間くらいご意見を募ってからドキュメンテーション (+ 必要ならば今までタグ付けされたマッパーさんにコンタクトを取ってデータの置換) を行おうかと思っています。既存のタグを変えることに抵抗はあるのですが、変えないことによって折角のデータが利用されにくくなってしまうほうがずっと勿体ないですので、なるべく置き換える方向が良いかと思います。--Maripogoda (talk) 07:10, 15 July 2022 (UTC)
ありがとうございます。よろしくお願いします。
「d払い」について調べました。
NTTドコモ英語ページ(https://www.docomo.ne.jp/english/)において「d払い」の英語表記が「d Barai」「d-Barai」「d Payment」で揺れています。このうち「d Barai」「d-Barai」に商標マーク「TM」が付いています。
--brickbird (talk) 02:41, 16 July 2022 (UTC)
brickbirdさん調査ありがとうございます。dとbaraiの間に区切りを入れるのが適切なようなので、ここはpayment:d_baraiで提案してみます。 --Maripogoda (talk) 00:53, 17 July 2022 (UTC)
「日本のキャッシュレス決済サービス」についての提案
これまでに頂いたご意見をふまえ、次のような形で提案いたします。2022年7月24までのだいたい1週間ご意見を伺い、問題がなさそうでしたら JA:Key:payment に記載しようかと思います。↑の表に含まれている「交通系ICカード」は、既に記載されているため、今回の表から除外しました。
- 日本国内で使われているキャッシュレス決済をタグ付けする際の便宜のため、Wikiの JA:Key:payment ページに「日本のキャッシュレス決済」という節を設ける。
- Keyはなるべく英数小文字と “_” に揃える。
- OSMの仕様上、大文字や日本語文字が使えないわけではないが一般的にKeyは英数小文字と “_” で構成されるのが通例
- 一部のサービスやソフトウェア (Osmoseなど) ではそれらの文字を警告・エラー扱いの対象としている
- 今までアルファベット大文字や日本語文字などを含んだキー (payment:楽天Pay など) でタグ付けされているものについては、マッパーの方にコンタクトをとった上で置換する。
- 決済サービス名とキーは以下の表の通りとする。参考として、現状使われているキーおよび件数を併記した。
決済サービス名 | 使われているKey | 件数 | 今後使用するキー(案) | 既存データの置換の必要性 |
---|---|---|---|---|
PayPay | payment:PayPay / payment:paypay | 211 / 67 | payment:paypay | あり |
nanaco | payment:nanaco | 168 | payment:nanaco | |
WAON | payment:WAON | 361 | payment:waon | あり |
iD | payment:iD / payment:id | 497 / 10 | payment:id | あり |
Edy | payment:Edy / payment:edy | 387 / 10 | payment:edy | あり |
QUICPay | payment:QUICPay / payment:QUICpay | 412 / 28 | payment:quicpay | あり |
LINE Pay | payment:line_pay | 270 | payment:line_pay | |
メルペイ | payment:merpay | 98 | payment:merpay | |
d払い | payment:d払い | 154 | payment:d_barai | あり |
楽天ペイ | payment:楽天Pay or payment:rakuten_pay | 190 / 1 | payment:rakuten_pay | あり |
au PAY | payment:au_PAY | 119 | payment:au_pay | あり |
--Maripogoda (talk) 14:27, 16 July 2022 (UTC)
まとめと提案ありがとうございます。異論ありません。
--brickbird (talk) 04:56, 17 July 2022 (UTC)
では JA:Key:payment への記載とJOSMプラグイン作りを始めます。 --Maripogoda (talk) 13:56, 26 July 2022 (UTC)
変更セット議論において海外の方より英語版Wikiに追加するよう要請がありましたので、英語版Wikiに反映する作業を行います。
--brickbird (talk) 14:04, 28 July 2022 (UTC)
簡易ですが英語版Wikiに反映しました。
--brickbird (talk) 15:00, 28 July 2022 (UTC)
変更セット議論において海外の方より「置換計画はあるか?」と質問されましたので「あります」と回答しました。
--brickbird (talk) 01:57, 29 July 2022 (UTC)
brickbirdさん、英語版への反映ありがとうございます。デジタルウォレットの表に入っているんですね。日本語版も、英語版との差異を最小限にするよう各国のデジタルウォレットに混ぜるべきか、それとも日本での利便性を優先して現在のまま「日本のキャッシュレス決済」をまとめておくのか悩ましいところです。 --Maripogoda (talk) 15:36, 29 July 2022 (UTC)
英語版Wikiについて
- 迷いましたが、表が国別には分かれていなかったので、日本の表は作らず、とりあえずDigital walletsの表に入れました。
- LINE Payのように国際展開しているケースがあり、今は日本限定の決済サービスも今後海外展開するかもしれません。
- 日本の決済サービスは諸外国と比べて乱立しているそうで、日本の決済サービスは日本の表にまとめてくれと要望があった場合、検討したいと思います。
- au PAYとd払いはPayment via phone, payment at public phonesの表かもしれないとも思いましたが、とりあえずDigital walletsの表に入れてあります。
日本語版Wikiについて
- 国内のマッパー向けに日本語版Wikiで日本の決済サービスがまとめられているのは有用だと思います。
- それとは別にデジタルウォレットの表に追加してもいいかもしれません。重複になりますが気にせずに。