JA:店舗
地物 : 店舗 |
説明 |
小売商品やサービスを販売する場所です。 |
タグ |
店舗は商品やサービスを販売する場所です。
これはスーパーマーケットのような明らかな店舗や食品を買うところや、ビデオレンタル、自動車販売店から、電子決済、弁理士、旅行代理店のような一部の消費者向けのサービスを提供する場所までにわたります。
タグ付け方法
shop=*
shop=* は店舗のためのメインキーです。
マッパーとしての必要性にあわせ、地域や国の環境・文化・言語に応じた値を使うことができます。
以下の例のように、単数形を使ってください:
- 職業をあらわすには、butchers や butcher's ではなく butcher
- 産物をあらわすには、 wines ではなく wine
amenity=*
特定のカテゴリのものは、特に旅行者や訪問者にとって重要であるため、amenity=* を使ってマッピングします。
飲食をする場所もamenityとしてマッピングします:
craft=*
小規模な製造・販売をする所には craft=* を使います。
- craft=carpenter 材木を使った建設を行ったり、建物や家具、その他の物品を設置・維持したりする職人の工房やオフィスです。
- craft=shoemaker 個人のニーズにあわせて靴・ブーツ・サンダル・下駄・モカシンなどを製作・修理・サイズ合わせを行う場所です。
- craft=electrician 建物や据え置き機械、その他関連用具の配線を専門とする電気工事士の工房やオフィスです。
- craft=photographer カメラを使って写真を撮影する人の工房やオフィスです。
office=*
その他の事業所は office=* でマッピングされる場合もあります。
その他の考慮事項
店舗が閉店していたり使われていなかったりする場合は disused:shop=* (disused=* 参照) を使うこともできますが、店舗が一時的に空きになっている場合は shop=vacant のほうが多く使われます。
商業が集約された地域をあらわすには landuse=retail を使います。
建物
店舗の輪郭は、閉じたウェイとしてマッピングし、販売店が地上に占有するエリアを表します。ほとんどの店舗は建物の中にありますが、データの使用者はは店舗の輪郭が建物の輪郭と一致するとみなすわけにはいきません。
特に古い大通りなどでは、店舗の輪郭は建物の輪郭と一致する場合が多くあります。このような場合は、マッパーは店舗の輪郭に building=retail などのタグを付与し、それが同時に建物の輪郭も表しているということを明示します。店舗が建物よりも広い領域にわたる場合 (shop=garden_centre などによく見られます)、店舗の輪郭は店舗が地上に占める領域全体を表します。この範囲に含まれる建物は個別に追加する必要があります。また、店舗の輪郭がより大きな建物の中の個別の店舗を表す場合もあります。たとえば、駅の中にある売店や、ショッピングモールの中の販売店などがこれにあたります。このような場合、通常は全体構造を建物の輪郭として別個に作成し、個々の店舗の輪郭をその内側の要素として描きます。
名称
店舗の名前を記載するのにはさまざまなアプローチがあります:
- name=* には、店舗に掲示されている名前を入れることが想定されています。これは通常は店舗に表示されている最も大きなロゴか文字であり、人々がその店舗を呼ぶときに使う名前です。これが operator タグと重なる場合もあります。
- operator=* には、店舗を経営する企業や個人の名前を入れることが想定されています。大規模なチェーンの各支店に対し、マッパーはチェーンの名前 (例えば "name=Tesco") もしくは特定の支店の名前 (例えば "name=Tesco Dover") を使います。チェーンによっては、店舗のタイプごとに異なる名前 (例えば "Tesco Extra" や "Tesco Express") を掲示しています。現在、マッパーはこの情報を入れるのに name タグを使う場合と operator タグを使う場合があります。
- brand=* は、販売者のブランドを表すのに使われています。このタグは販売者が取り扱うブランドを表すことを想定したもので、通常、特定のブランドを販売する業者 (たとえば自動車の販売では "shop=car, name=Bristol Street Motors, brand=Vauxhall") を表すに使われます。
- nameにを注釈を入れるのは避ける: 複数の販売店を持つ組織では、個々の店に言及するときに場所を表す注釈 (たとえば、ウェブサイトのリストには "My Cars London"と表記) を使いますが、実際の建物にはそれが表示されていない (たとえば、看板には "My Cars" とだけ書かれている) という場合があります。このような場合、name には 場所を表す注釈を含めない ことが推奨されています。このような注釈を含んだ店舗名ばかりがあると、実際に地図を表示した際、冗長なテキストがたくさん表示されて地図がごちゃごちゃしてしまうということにも注意してください。大抵は、その注釈の内容は店舗の地図上の場所を見れば明らかです。そうでない場合、必要があれば (たとえば位置に由来していない場合など) branch=* タグを使って明示することができます。
国別の値の一覧
あなたの国のニーズに合った値のリストをどんどん加えていってください。
ギリシャ
WikiProject_Greece/Taglist には、 key:shop のタグに関するものも含まれています。
イギリス
タグ付けの一貫性を維持するために、より詳しい情報として United Kingdom retail chains を参照して下さい。
どうすればいいか迷った場合は、よくタグ付けに困るような問題が従来どのように取り扱われてきたのか、以下の例を参考にしてください:
- 食料品店: 特定の商品に特化していない食料品店をタグ付けするのに最も広く使われているのが shop=supermarket と shop=convenience です。スーパーマーケットに比べ、コンビニエンスストアは相対的に小さく (床面積が3,000平方フィート未満)、開店時間が長くなっています。また、shop のページには小さな総合食料品店に使用する shop=grocery についても記述がありますが、昔ながらの食料品店 (grocers) は非常に珍しく、あまり一般的には使われていません。専門の食料品店を表すのによく使われているタグには、shop=butcher、shop=bakery、shop=greengrocer などがあります。
- 金物とDIY: shop=doityourself が最も一般的ですが (特に大規模チェーン)、shop=hardwareも広く使われています。より専門性の高い販売店については、これらの代わりにもっと一般性の低い shop=ironmonger、shop=tool hire、shop=builders merchantやshop=tradeなどのタグを使用します。
- コーヒー: 材料を専門的に販売する店舗にはshop=coffeeを、飲み物を販売する店舗にはamenity=cafeを使います。
- 薬屋と薬局: 処方箋を受け付ける場合はamenity=pharmacyを、そうでない場合はshop=chemistを使います。
- ブックメーカーや私設馬券売り場: shop=bookmakerを使います。
- 不動産店・保険代理店・事務弁護士: これらのサービスにoffice=*を使うかshop=*を使うかは場合によります。不動産店の場合はshop=estate agentがより一般的です。事務弁護士にはoffice=solicitorが、保険代理店にはoffice=insuranceが使われます。
ほとんどの場合、店舗は取り扱っている商品の種類によってタグ付けされますが、一部の店舗は独特なビジネスモデルによって知られているため、例外的な扱いをすることがあります。
- 英国におけるチャリティーショップ (shop=charity) は通常はボランティアが店員を務め、資金集めのために運営される店舗で、寄付された品々を含むさまざまな商品を扱います。これらの店舗の形態はさまざまで、特定の商品 (本、服、自転車など) に特化したチャリティーショップはその商品ジャンルによってタグ付けされることも多くあります。
- 一部のチェーン店はなかなか標準的な分類に合致せず、タグ付けに差異が生じることもあります。Argosの店舗はshop=catalogueとしてタグ付けされてきました。Maplin、Currys、Cometはshop=electronics、PC Worldはshop=computer、Matalanはshop=clothesです。HomebaseやWickesはshop=doityourselfです。WHSmithはshop=booksかshop=newsagent、Bootsはamenity=pharmacy (shop=opticianのこともあります) です。Halfordsの支店のタグ付けにはあまり一貫したルールはありません。