JA:Tag:bicycle=no

このタグは、 highway=tertiary などの特定のオブジェクトで自転車に乗っての通行が許可されていないことを表現するために使用されます。

例

例	タグ付け
	(道路を示すウェイ) bicycle=no highway=*
	(横断歩道を示すノード) highway=crossing crossing=marked crossing:island=no bicycle=no (歩道では自転車乗車可能だが、横断歩道では乗車してはいけない場合。交差する道路での自転車乗車は合法である点に注意して下さい。)
	(遊歩道の例) highway=footway bicycle=no bridge=boardwalk surface=wood
	(橋上の歩道で自転車を降りる標識の場合) highway=footway bicycle=dismount bridge=yes surface=concrete

自転車を降りての通行

自転車に乗ることも押して歩くことも禁止する標識

自転車を持ち込んだり、押しながら歩くことについては許容される点について注意して下さい。

場所によっては、自転車に乗るのも押すのも違法で、歩行のみ合法の場所があります。それを示す適切なタグ付け方法はありません。 過去に bicycle_pushed=no や bicycle_possession=no が提案されたことはあります。

一般的な高速道路で自転車も歩行も禁止するタグ付けの場合 (foot=no + bicycle=no) は、自転車を押して歩くことも明らかにダメなので問題ありません。 自転車に乗っての通行は禁止だが、押して歩くことはOKであることを示すタグ付けとして、 bicycle=dismount もあります。 自転車を押して歩くことさえ禁止する道路は自転車に乗っての通行を禁止する場合に比べて非常に稀ですが、タグ付けについては bicycle=dismount より bicycle=no の方が非常に良く使われます。highway=* と共に使用する場合で bicycle=no は942,000回使用されていますが、 bicycle=dismount は73,000回しか使用されていません。 このことから大多数のマッパーは自転車を押して歩くことがOKのタグ付けに bicycle=no を使用していることを示しています。

誰かが自転車を押すことも持ち込むことも禁止されていることを示すために bicycle=no を使用することはありますが、持ち込みも禁止かどうかはタグ付けからは区別ができません。したがって bicycle=no と bicycle=dismount は等価ということになります。

自転車を押すことも持ち込むことも禁止されていることを示すために bicycle=no を使用するマッパーがいることについては留意してください。

関連項目

• bicycle=dismount - bicycle=no と同じ意味ですが、もう少し詳細な説明が書かれています。
• Key:access - 一般的なアクセス制限
• JA:自転車