JA:Key:abandoned:*
Jump to navigation
Jump to search
接頭辞 abandoned:* |
説明 |
---|
所有者が放置しているが、景色の中に見えて目印に使うことができる地物のための名前空間です。再利用される計画はなく、荒廃しているかもしれません。 |
グループ: ライフサイクル |
適用できる要素 |
関連項目 |
状態:使用中 |
taginfo: abandoned:* |
このタグページは単なるタグではなく、名前空間を説明しています。ライフサイクルの接頭辞として使用してください。 |
説明
ライフサイクルの接頭辞 abandoned: は、地物が深刻に破損しており、稼働できる状態に戻すには大変な努力を必要とす地物に関係するタグに追加することができます。そのような地物は、以前の使用方法を反映した物理的な形状が景観の中に残っているでしょう。
大きな修理の労力をかけずに使用できる状態に戻せる可能性がある地物については、代わりに Key:disused: 接頭辞を参照してください。 abandoned を単純なタグとして使用すること(例えば abandoned=yes)はおやめください。
タグ付け方法
ライフサイクルの接頭辞 "abandoned:" は、オブジェクトの現在の状態を表していないすべてのキーに追加してください。オブジェクトのすべてのタグに対してオブジェクトの事実を設定する場合と同様に扱い、事実のうち放置された結果として真実ではなくなったキーに接頭辞を付けてください。たとえば、放置された店舗で名前が残っているものは、次のようにタグ付けします。
プログラムから店の位置を案内したり、デフォルトのレンダリングで店舗として表示されたりしないようになります。名前はまだ関係があるので、検索することはできます。もし店舗が修理されて再開された場合は、単に接頭辞を削除するだけです。
例
画像 | タグ付け | 説明 |
---|---|---|
abandoned:shop=bicycle building=yes old_name=The little bike repair shop |
容易に使う状態には戻せない、放棄されたバイク修理店です。しかし、まだ建物はあります。屋根の大部分が残っており、壁も立っています。タグ付けは以前の使用状況を反映し、現在も建物であることは事実です。 | |
abandoned:highway=unclassified abandoned:ref=A6187 highway=path name=The old road |
イギリスのダービシャーにある、地滑りによって1970年代に放置され使われなくなった旧有料道路。徒歩や自転車ならば多少は通行できますので、違う新しいhighwayタグを与えられ、以前の参照番号を失っています。 | |
railway=abandoned name=The old name |
廃線跡です。レールは撤去され、路線は再利用されるかもしれませんし、朽ちるよう放置されるかもしれません。 |
以前の使用方法(単純なタグとして)
この名前空間を単純なタグとして使用することは強く避けるべきです。代わりにライフサイクルの接頭辞 abandoned: を使用してください。 |
単純なタグとして abandoned=yes を使用することは推奨されなくなりましたが、まだデータベース中には数多く使われています。上記と同じ目的で使用されていましたが、文法が不親切だったので、自動化されたデータの利用において上書きをしなければなりませんでした。これは実際、できませんでした。以前の注釈を紹介しておきます。
- 基本的に、朽ちた建物のような単純な地物は、 building=yes + abandoned=yes でタグ付けされている可能性があります。
- これは複数のタグを持つより複雑な地物では、どのタグが適切でどのタグが適切ではないかが明確でないので、問題があると考えられてきました。例えば、 railway=rail + abandoned=yes + highway=track + surface=paved とタグ付けされたオブジェクトを考えてみてください。 abandoned=yes は鉄道に適用するのでしょうか、道路に適用するのでしょうか、それとも両方に適用するのでしょうか?また、 surface タグにも適用されるのでしょうか?
- 自動化されたデータの利用時に、 abandoned=yes タグが上書きをする必要があると認識していない(そして何をするのかについて完全に明確ではない)場合にも問題になります。
- したがって、放置された結果すでに意味を失っているそれぞれのタグについても、 abandoned=yes を認識しないソフトウェア上で無効にできるように、変更を加えなければなりません。これはキーに名前空間の接頭辞 abandoned: を追加することで実現できます。例を参照してください。
古いタグ付けの更新
単純なタグを使用したものは、次のように等価に更新するべきです。
古い体系(非推奨) | 中間の体系(やめるべき) | 現在の体系(推奨) |
---|---|---|
amenity=shop building=yes name=The little bike repair shop abandoned=yes |
abandoned:amenity=shop building=yes name=The little bike repair shop abandoned=yes |
abandoned:amenity=shop building=yes old_name=The little bike repair shop |
abandoned=yes ref=A6187 highway=unclassified name=The old road |
abandoned=yes abandoned:highway=unclassified abandoned:ref=A6187 old_name=The old road |
abandoned:highway=unclassified abandoned:ref=A6187 highway=path name=The old road |
- 最初の例では名前と建物としての機能は残っているので、キーに名前空間を追加しません。
- 新しい体系では、道路に新しい使い方として path を表現することができます。
- もはや abandoned=yes も取り除くことが提案されています。