JA:Tag:highway=rest_area
highway = rest_area |
説明 |
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パーキングエリアまたは休憩所。運転手が道路から離れて休憩することができる場所ですが、給油施設はありません。 |
OSM Cartoでのレンダリング |
グループ: 道路 |
適用できる要素 |
よく併用されるタグ |
状態:事実上の標準 |
ツール |
休憩所 (道路施設)は、運転手が休憩のために停止することができる場所です。
サービスエリア(highway=services)とは異なり、燃料を買う場所はありませんが、ピクニックテーブル、ゴミ箱、トイレ程度はあるかもしれません。
マッピング方法
エリアまたはノードで描き、highway=rest_areaでタグ付けします。
併用するタグ
下記のような地物がある場合は個別にマッピングしてあると最適です。
- toilets=yes/no - 公衆トイレの有無
- drinking_water=yes/no - 飲料水の有無
- bin=yes/no - ゴミ箱の有無
- picnic_table=yes/no - ピクニックテーブルの有無
追加で必要なもの
道路からの接続路はhighway=motorway_linkでタグ付けします。歩行者が通行可能な場合には highway=serviceでタグ付けします。 service=parking_aisleなどの追加は、駐車場内の通路のみに限ります。
休憩所の分岐点のノードはhighway=motorway_junctionでタグ付けし、name=*タグに名称を付加します。ref=*は使用しません。
個々の地物は下記のタグを使用します。
- amenity=toilets - 公衆トイレ
- amenity=drinking_water - 飲料水
- amenity=waste_basket - ゴミ箱
- amenity=recycling + recycling_type=container - リサイクルゴミ箱
- leisure=picnic_table - ピクニックテーブル
国別の対応
このようなエリアは rest stop, turnout, lay-by とも呼ばれます。観光案内所 tourism=information が併設されている場合もあります。
イギリスでは、パーキングエリアと同様の用途で使われる lay-by が青地の「P」マークで示されています。多くのものは単純で、道路の車線の隣に短い別な車線が用意され、コンクリート舗装でいくつかのごみ箱が用意されています。いくつかのものは背後に環状の短い敷地内道路があり、ファストフードの屋台やトイレなどがある場合もあります。(イギリスでは、ここに大型トレイラーを駐車しておくことも可能ですが、道路から分離されていないので、一部の道路利用者(トラック)は勘違いしているかもしれません。) lay-by はイギリスの自動車専用道路にはありません。法的に、自動車専用道路の休憩所はフルサービスのサービスエリアでなければなりません。
アメリカでは、 Interstate の多くにはサービスエリアではなく休憩所しかありません。給油や食事のためにはいったん道路を離れなければなりません。有料の Interstate では、サービスエリアがあるのが普通です。