JA:Tag:railway=station
railway = station |
説明 |
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鉄道の駅(停車場) |
OSM Cartoでのレンダリング |
OSM Cartoでのレンダリング |
グループ: 鉄道 |
適用できる要素 |
よく併用されるタグ |
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状態:事実上の標準 |
ツール |
- 主な記事:鉄道駅
鉄道駅(幹線鉄道、軽便鉄道、地下鉄などを含む)は乗客が列車に乗ったり、荷物を積み下ろししたりする場所です。
マッピング方法
鉄道駅は乗客の視点から見た駅全体(線路、建物、プラットホーム、など)を含むエリア、または中央部に設置したノードとしてマッピングします。
ノードとしてマッピングした場合、通常はプラットホームエリア内の接続されていないノードであり、線路の一部であってはなりません。 各駅には、railway = station要素は1つだけです(JA:地物ひとつにOSM要素はひとつを参照)。
駅をエリアとしてマッピングしたいと考える場合は、駅のエリアを記述する方法が人によって違うことを意識してください。乗客は駅のエリアを駅舎とプラットホームの周辺のみだと思っていますが、鉄道員や鉄道マニアはある方向の場内信号機から、反対方向の場内信号機までの間の鉄道エリア全体だと考えています。
施設上の区域は landuse=railway でタグ付けした土地利用のエリアとして追加することができますが、これはすでに railway=station に含まれます。人によっては駅のノードと土地利用のエリアを、 operating site relation によって接続していますが、すでに空間的なつながりがあるので不要でしょう。
普通鉄道の駅と地下鉄の駅(あるいは、その他の鉄道の駅に類するもの)が1つの駅舎を共有している場合、異なる駅として作るべきか、それとも単独の駅とするべきかを検討してください。その施設に関するウィキペディアの記事が判断の参考になるかもしれません。もし施設が別々な組織によって運営されている場合は(たとえば普通鉄道駅の隣にある保存駅など)、おそらく2つの別々な railway=station タグを使用してマッピングしたほうがいいでしょう。
以下のタグがよく鉄道駅に使われます。
停留所(halt)と停車場(station)の区分
railway=halt と railway=station の区分は国によって違うかもしれません。 halt はふつう station より小さいものです。
訳注: 日本の場合は、以下のような区分になっています。
- 新幹線の駅はすべて停車場(station)
- JR の在来線では、出発信号機がある駅が停車場(station)、出発信号機がない駅が停留所(halt)
- JR 以外の鉄道会社では、鉄道会社毎に異なる。従来は分岐器がある駅が停車場(station)、分岐器がない駅が停留所(halt)
- 軌道の場合はすべて停留所(halt)。
単純な鉄道駅
避けるべき事項
- 駅名標に表示されている名称の一部に含まれている場合を除き[1]、 name=* に「駅」の語を使用しないでください。悪い例: name=東京駅
- 鉄道会社が略称を使用していても、略称を設定しないでください。略称には short_name=* を追加してください。
- 資料に記載されている正式名称が駅名標に表示されている名称と異なる場合は、 official_name=* を使用してください。
関連項目
- railway=halt - 小さい駅(停留所)をタグ付けする方法です。
- building=train_station - 駅舎をマッピングするのに有用です。ただし、鉄道ターミナルビルには鉄道駅とは異なる名前が付いていることがあります。名前のタグを追加する場合は、このような名前を正確に設定してください。鉄道駅名は railway=station オブジェクトに対して、建物名については building=train_station オブジェクトに対して設定してください。
- railway=platform - プラットホーム
- railway=subway_entrance - 地下鉄駅の入り口
- JA:OpenRailwayMap および豊富な地物のタグ付け方法
- OpenStationMap 駅のレベルを表示する地図
例
Karlsruhe Central Station を参考にしてください。 パリの Gare du Nord もこのモデル(長距離路線、高速路線、ローカル線、地下鉄のさまざまなネットワークを参照するもの)に該当します。
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